写真の家

House of Photography in Kagurazaka
2015.05.22

写真家の住居兼私設ギャラリー兼アトリエの計画。

既存の建物はコンクリートの円柱が中心に落ち、そこから四方に延びた梁が大きな屋根架構を支える構成で内部空間がつくられていた。この構成を活かして、柱を中心に平面を四つの領域に分割するようにレベル差をつくり、入口から螺旋状に「ギャラリー」「ラウンジ」「キッチン」「アトリエ」が連続する空間として計画した。そこにそれぞれ、展示壁をつくる格子、窓辺のソファ、キッチンカウンター、作業用テーブルといった居場所をつくりだすエレメントを設えた。各エレメントはレベル差をまたぐように設えられていたり、別の領域からの流れを受け止めるように角に配置されていたり、あるいはどの領域からも見えるように大きくつくることによって、それぞれの活動の連鎖をつくりだしている。

入口側に設えた「展示」機能と一番奥に位置する「製作」機能を結ぶ写真を中心とした空間のなかに、「食事」や「団欒」などの活動が展開できる場所をつくり、写真を媒介とした人同士の関係性を生みだすことによって、社会関係資本が築かれていくことを狙いとしている。

写真のための居場所をきっかけに人が集い、この場所を人々が使いこなしていくという意味合いを込めて、ここを「写真の家」と名付けることにした。

クライアントである写真家、有地訓氏はリコーイメージングスクエア銀座にて開催される写真展にも出品されます。

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The space of dwelling / private gallery / studio was constructed with the photographer.

Around the mainstay of concrete in the middle the space is divided into four quadrants a large space.The element is deployed in a spiral to the studio on the second floor from the entrance.

The relationship of the various people is bundled through the behavior of the series such as “exhibition”, “trade”, “work”etc about photography.

From here, a variety of social capital surrounding photo will built.

I decided to finally, is termed as “House of Photography” here.

設計:ツバメアーキテクツ

竣工:2014年9月

施工:月造

アトリエ家具製作:青島商店エムプラス

建築:鈴木喜一建築計画工房 1991年竣工

掲載:PEN 2015年4月1日号

Design:Tsubame Architects

Date:2014/09

Construction:TSUKI-ZO

Furniture of Atelier:Aoshima shoten mplus

Architecture:Kiichi Suzuki

Magazine:PEN 2015.4.1

スクリーンショット 2016-01-06 17.40.55

螺旋の空間構成を作り、手前から奥にかけて異なる関係性の束を作る。

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