富士吉田の東屋

古くて新しい屋根

高校生の活動拠点「センゲンボウ」の庭を整備するプロジェクト。2022から2023年にかけて実寸で検討を重ね、設計した。富士道に立つ文化財の門に呼応するように、軽やかな屋根と庭石のようなベンチを作った。

施工プロセスにも学生と参加している。特徴的なのは学生にとっては身近なスタイロフォームを手で削って作った揺らぎのある型枠。硬いRCのベンチに独特な表情を与えた。

所在地:富士吉田市
用途:東屋
延床面積:5㎡
設計:ツバメアーキテクツ+法政大学山道研究室
構造:円酒構造設計
施工:滝口建築
運営:かえる舎
竣工:2023
写真:長谷川健太(竣工写真)
tsubamearchitects(それ以外)